漫画を勉強の入り口にする

漫画で勉強できるの?と思われるかたがいるかもしれません。
しかし漫画の力はあなどれません。とくに歴史の教科で、年代とか年号、人名、事件名を暗記することだけに気持ちが向いている人には、とくにオススメです。時代の動きが実感できるので、細かい部分にとらわれない「歴史の面白さ」が分かります。

歴史漫画なら、肩ひじ張らずにリラックスして楽しめます。ですから休憩時間に読んでもよいわけです。
しかも勉強になる。定評のある歴史マンガなら、情景や衣装まで、細かく筆致されているので、とても参考になります。

ですから教科書などで、歴史上の有名人物の名前が出てきても、パッと視覚的に脳裏に姿が浮かぶようになります。このように歴史漫画を読むことは、時代の流れを把握しやすくなるとともに、細かい部分でイメージ化しやすくなるメリットがあるのです。同様に、テレビドラマで歴史ものを見るのもいいかもしれませんね。好きな俳優さんが出ていれば感情移入もできます。

もちろん漫画だけを読んで、それで受験勉強になるわけではありません。漫画でイメージを把握できたら、教科書を読んで、より詳細な部分を学習していきましょう。漫画学習によってイメージができやすくなっているので、無味乾燥な年号や人名でも、面白いように吸収していけるはずです。

英単語でも年号でもそうですが、個々の知識を切り離すと、実戦で使い物になりません。概要把握という土壌の上に、個々の暗記していくことが肝心です。

漫画には日本史や世界史のほかに、古文や法律関連、科学など、たくさんの分野で販売されています。
書店に行って探してみましょう。そのほか、漫画は視野を広げるトレーニングにもなります。漫画を速読すると、右脳のイメージを働かせつつ、文章を速く読むために訓練にもなります。

自宅で漫画を読む以外では、時間が許せば実際に博物館に行ってみるとか、歴史的な遺跡や城跡を探訪するとかも面白そうですね。ここまでくると、自分の経験がからんでくるので、「エピソード記憶」を活用した学習になり、強固な長期記憶となります。

漫画を活用した勉強法のほかには、似たようなものとして、好きな映画を字幕なしで観てみるという方法があります。あるいは好きな洋画を聴いて歌詞を覚えることで、英語の勉強にもなります。これも趣味のように楽しむことで、しぜんと好きになる勉強の仕方です。

とにかく勉強というものは、テキストや教科書、受験参考書だけが対象ではありません。もっと柔軟に思考すれば、まわりにたくさん学びとれるものがあるわけです。