英単語帳を辞書代わりにする

中学受験や高校受験、大学入試用の英単語集が、書店で販売されています。
これらは1ページ目から、コツコツと1個ずつ暗記していく方法がふつうですが、辞書の代わりにしてしまうという勉強の仕方もあります。

分厚い本格的な和英辞典だと、派生の意味など、余計なこともたくさん載っています。
それらの派生の意味は、当面の受験には必要がないことが多いのです。しかし、受験用につくられた英単語帳なら、そんなに多くの意味は掲載されていません。とくに、薄いタイプの初級者用のものなら、一つだけの意味しか載っていないことが多いので、脳内で混乱せずに済みます。

具体的な活用法としては、学校の授業で使う教科書を和訳するとき、受験用の英単語帳を使って調べます。この方が早く勉強が進みます。そして英単語帳の「知らなかったところ」にチェックをつけておきます。

そして、何かの単語を調べたタイミングで、見開き内にある他のチェック部分の単語も、読み返すようにするのです。調べた単語が掲載されている見開き2ページ内に、5個のチェックがついていれば、「調べたタイミング」で5個の単語のスペルと意味と例文を読み返すわけですね。

覚えようと力まずに、サッと一瞬だけ目を走らせるようにするだけでOKです。ものの十数秒で完了です。

このようにすれば、単語を調べるのと同時に復習もできるわけです。
これがシステム化できれば、とくに復習のための時間を作らなくても、長期記憶化できるようになります。

受験用の英単語帳は、できれば7,8割がた、すでに知っているような単語ばかりが載っている「初級レベルのもの」を選ぶといいかもしれません。そうすれば、「これだけを覚えればいいんだ」という安心感につながります。また、知っているものばかりなので勉強のやる気につながり、好循環になります。

まあ、どのくらいのレベルの本を使うかは各人の好き好きですが、英単語帳を辞書代わりに使うという方法は、受験に最低限必要な「基本的な意味だけ」を確実に記憶できるので、とてもいいですよ。

もちろん例文つきのものを選び、文章ごと覚えていきましょう。
そのほうが「英単語と意味」という組み合わせだけよりも、右脳のイメージ記憶を活用した暗記ができるので、長期記憶になりやすいからです。

あとがき

英単語帳は受験勉強には欠かせないアイテムとなっています。ネットで調べても、おすすめの英単語帳とか、大学受験や高校受験用、あるいはランキング、比較といったもので調査している人が多いようですね。それは、定評のある英単語集を入手すれば、外れがなく、それだけ効率的な英語学習が可能となるからです。英単語帳の作り方を知りたい人もいるようです。そういった場合は、教科書から引用して、まとめたいわけです。昔なら小さなノートでしょうが、今はエクセルでも作れます。しかし、できるだけ作る手間は省きたいものです。すでに完成している単語帳をつかったほうが、勉強が楽なのは言うまでもありません。なかにはダウンロードができる、英単語や熟語のソフトやアプリもあるようですね。

覚え方は、文中で述べているように、動きながらとか隙間時間がおすすめです。どうしてもAから順序よく進めがちですが、思い切ってランダムに勉強するといいかもしれません。そのためには、辞書代わりにするのが一番です。人気はDUOやweblioですが、やはり自分に合ったものを選びたいものです。TOEICやTOEFLでも英単語帳は役立ちます。東大生の作り方を参考にするのもよいかもしれませんね。

いずれにしても、英単語は、それだけを切り離して暗記しても、なかなか実践に役立ちにくいもの。やはり英文法やヒアリング、スピーキング、そして英文読解といった部分も行ない、総合的に力をつけていくことが大事ではないでしょうか。