授業で眠いときの対処法

中学や高校、大学などにおいて、授業で眠いというとき、多くの場合が寝不足が関係しています。
睡眠不足の場合、授業中に眠くなるのは当然といえます。それは授業中にかぎらず、体育館での話のときも同じではないでしょうか。

つまり、椅子に座ってじっとしていると眠たくなってくるわけです。
その場合は、休み時間や昼休み利用して、居眠りをしましょう。5分くらい眠っただけでも脳がすっきりします。睡眠というものは、薬やサプリメントなどで代用できないので、睡眠自体を補うことでしか解消できないのです。ただし以下で述べるように、一時的に寝ないようにする「対症療法」はあります。

さて授業で眠いという場合、睡眠不足だけが原因ではありません。

  • 話の内容がつまらないと眠くなる
  • 話が単調になると眠くなる

前日に十分な睡眠時間をとっていても、先生の話がつまらないとか、嫌いな科目の時間には眠くなってきます。それは脳が拒否反応を示すため、集中できなくなるからですね。そういった場合は、できるだけ板書をノートに書いたり、メモをとったりして手を動かせば眠気を追い払えます。

本当はオススメできませんが、好きな科目の参考書をあらかじめコピーしておき、それを嫌いな授業中に読むというテクニックもあります。分厚い受験参考書を広げると、まわりに気づかれてしまいますが、1枚の薄いコピー用紙を見る分には気づかれないものです。そのようにして、授業時間中の大半を、自分が決めた教科の勉強に費やす。そして、たまに先生の話にも耳を傾けるわけです。

そのほか授業で眠い理由としては、話の内容が単調ということがあります。「内容がつまらない」と似ていますが、少し違います。たとえ好きな教科であっても、一本調子で話されると、だんだん脳が反応しなくなり、眠くなってくるわけです。外界からの脳への刺激が少なくなると、脳の機能が低下して当然といえます。

たとえば家で一人で、椅子にすわっていると眠くなるものです。たとえ十分な睡眠をとれていたとしても・・・。
もちろん漫画やゲーム、テレビ、音楽はナシです。注意を向ける対象がない状態で、ただ座っていると眠くなるわけです。こういった場合は、別の刺激を脳にあたえればよいことになります。

授業で眠くならない方法としては、筋肉への刺激、ストレッチ、深呼吸などがあります。
筋肉は、通常なら鉄アレイやダンベルを持ち上げたりして、屈伸させることによって鍛えます。しかし周りからは静止しているように見えながら、高負荷の筋トレをすることも可能です。それがアイソメトリクスです。

たとえば手と手を合わせて全力で押し合う。このとき筋肉に力がこもり、固くなります。
だいたい6~7秒でいいでしょう。これによって、力を込めた部分の筋肉が刺激され、それが電気信号となって脳に送られます。その結果、脳が刺激されるのです。

また腕の血流がよくなれば、その勢いが脳にも届きます。その結果、脳の血流もよくなり、目が冴えてきます。注意点としては、息をとめないこと。ふつうに呼吸しながら力をこめないと、体に悪いので気を付けましょう。

そのほかひとつの授業が終わったら、できるだけ席を立ち、トイレに行ったり、そのへんをブラブラ歩いたり、体をつかって友達と遊んだりすることでも、筋肉が使われ、脳の血流がよくなります。そうすると、そのあとの授業で、かなり眠気を予防できます。

授業中に、いきなり席を立ちあがることは難しいものです。
2本足で立つことができれば、たったそれだけでも足の筋肉が刺激され、脳の血行がよくなるのですが、授業中はそういうわけにはいきません。そういったときは授業中に寝ない方法として、先ほど説明したように筋肉に力を入れれば、周りに気づかれずに筋肉を刺激できます。

足首を交差させて前後に力を入れてもいいでしょう。右足を上にして力をこめたら、今度は左足を上にして力をこめます。バランスよく行いましょう。膝を手で押さえて、上に上げようとすれば腹筋が刺激されます。そのほか、歯をかみしめてみたり、首を回してみたり、顔を手でおおい、その中で顔に力を入れても効果的です。

あとがき

授業中に眠くなるという場合、本文で述べたように、単なる寝不足だったり、話がつまらないということが理由として挙げられます。そのほかカタプレキシーという過眠症の病気のこともあるので、あまりに急に眠りに入る人は、一度診察をうけたほうがよいでしょう。女性の場合は、生理前になると眠気が出てきたりするので、そのように心得ておけば、あわてずにすみます。

授業中や仕事中、会議中、講演を聞いているときなどに眠くなる場合、もしかしたら睡眠時無呼吸症症候群かもしれません。いちおう睡眠時間は確保できているものの、睡眠の質がかなり低下して起きる症状です。睡眠中に気道がふさがれるために、呼吸停止が何度も起こります。そうすると脳や心臓へと酸素と栄養が送られなくなり、ダメージを受けるのです。当然、脳は休まりませんから、授業で眠いということになるのです。これも心療内科や睡眠専門の外来に行くべきでしょう。

眠気を覚ますには、ペパーミントのガムなども有効です。眠気覚まし用のガムも売られているので、それを噛みたいところですが、授業中となると難しいかもしれませんね。そういったときは飴(キャンディー)があれば、それで代用できます。ガムをかむことは、眠気覚ましに最高です。アゴの動きが脳の血流をよくして、脳を刺激するからです。神経経由、血流経由で目が覚めるわけです。