効率的な受験勉強の方法とは?

受験勉強の方法といった場合、やることは決まっています。細かい部分、つまり英語や数学、社会科、理科、国語の、それぞれの参考書を何にするかとか、何時間勉強したらいいか、といった部分に関しては、もちろん個人差があります。しかし大まかな流れというか、基本的な勉強方法に関しては、すべての人に共通です。

  • まずは最終目標を決める
  • どのような形態で進めるか
  • 1日何時間勉強するか

考えることは、たったこれだけです。
よく「大学受験の勉強方法がわからない」ということで、ネットの質疑応答系や2chを探し回っている人がいます。しかし突き詰めて単純化すれば、上記の3つしかないのです。ビジョンをまず描き、どんな乗り物で出かけるか(ドライブなら車か電車か)を選択し、どのくらい努力するのかを決める。たったこれだけです。

ただし、ここでは、最初から勉強へのモチベーションが高いことを想定して解説します。
勉強をやりたくて仕方がない、中学受験や高校受験、大学入試試験に合格するためなら、どのような努力もいとわない、といった状況を想定しています。

効果的な受験勉強の方法を考えるとき、まずは最終目標を決定しないことには始まりません。東大に行きたいのか、それとも早稲田か慶応か、はたまた上智か。一橋大学や中央、同志社、青山学院、立教、関西学院に行きたいという人もいることでしょう。
いずれにしても、偏差値や模試の判定結果(A,B,C,D,E)を参考に、自分で第一志望校を決定することです。
もちろん、そのうえで第二志望校や第三志望校を決めることも大切です。

車のドライブでも、「○○に行こう!」と決めてこそ、寄り道せずに最短距離で到達することができます。とくに今では、カーナビがついている車が多いので、目的をはっきりさせるだけで、最短距離で着くことができます。

もし東大に行こうと決めたら、並大抵の努力では突破できません。
そこで1日に5時間や7時間、あるいはそれ以上の学習時間を確保しよう!ということになっていくわけです。
もしも、もう少しレベルの低い大学なら、それだけ勉強時間を少なくしても大丈夫、ということになります。
このように最終目標をどこに定めるかによって、力の入れ具合が違ってきます。また、取り組むべき教科(受験科目)も異なってきます。

どのような形態で進めていくか

中学生の受験から高校受験、そして大学センター試験へむけての受験勉強の方法においては、次のステップとして、「目標を達成するために、どのようにして進めていけばいいか」を考えます。これは、もちろん、どのような受験参考書を使うか、といったことも含まれます。しかし、それよりも以前に、まず考えるべきことがあります。それは進学予備校や学習塾に通うのか、はたまた家庭教師をやとうのか、自分ひとりで頑張るのか、といったことです。

これは性格も関係してきます。自分一人では、どうしてもテレビやゲームなどの誘惑に流されてしまうとか、孤独が嫌いという人は、東進ハイスクールや代々木ゼミナール、駿台予備校、河合塾といった受験予備校の力を借りるとよいでしょう。講師がリードしてくれるので、しっかりとついていけば、それなりの結果を出すことができます。また進学塾にもいろいろあります。塾の力を借りたいけれど、一人がいいという人は、マンツーマンで教えてくれる明光義塾のようなシステムがいいのではないでしょうか。

家庭教師という受験勉強の方法もあります。これなら、自宅にいるだけで向こうから通ってくれるので、時間を無駄にせずにすみます。ただし先生によって、教え方に違いが出てくるので、慎重に決める必要があります。家庭教師と似たような勉強のやり方として、ネット塾のような形態があります。わかりやすくいうと、進研ゼミのような感じですね。今ではe-ラーニングといったりもします。パソコンをつかって動画を観たり、メールや郵送によって先生が添削してくれたりします。

当サイトでご紹介しているような、勉強法のマニュアルも、この部類に入るといってよいでしょう。興味のあるかたは、このページの最上部にあるリンク先を、一度のぞいてみてくださいね。

さて最後の選択肢として、自分ひとりで試験勉強を進めていくという方法があります。
自分に自信がある人は、この方法もアリです。自分で目標を設定し、受験参考書やテキスト、過去問の問題集を買ってきて、ノルマを決定する。そして決められたスケジュールにしたがって、毎日、淡々と 実行にうつしていく。

このように家で一人で受験勉強していく方法、つまり独学は、もし可能なら、最高のやり方といえます。気ままですし、お金も、さほどかからないからです。ただ前述したように、性格によって、一人ではやりづらいという人もいることでしょう。そういった場合は、予備校や塾に通うとよいと思います。

しかし自分ひとりでも苦ではないとか、かつて予備校に通っていたことがあり、進め方を経験的に身に着けているという人は、一人で挑戦してみるのも面白いのではないでしょうか?一浪や二浪している浪人生(宅浪)の場合は、以前の勉強法のノウハウを持っているので、けっこう一人でもスケジュールを組んだりできるものです。ただし緊張感が薄れてしまったり、場馴れができない、自己満足に陥りがちという欠点もあります。それは、たまに模擬試験を受けに行くことによって、十分に補えます。

1日何時間勉強するのか

受験勉強の方法を考えるとき、避けては通れないのが、毎日何時間勉強していくか、ということです。
1日3時間勉強すると決めたら、継続して行なっていきましょう。それでこそスケジュールが立てやすくなりますし、何か月後には、だいたいここまで進められるという目星がつけられるものです。

今日3時間勉強したら、明日は1時間、あさっては休み・・・これでは計画を立てることが難しくなります。
何事でもそうですが、毎日同じことを続けていくと、それが習慣になります。いったん習慣になると、それを苦もなく実行に移せるようになるものです。

ところが勉強時間に「むら」があると、なかなか習慣化しないために、いつまでたっても勉強を開始するときに「莫大なエネルギー」が必要になります。1日6時間勉強すると決めたら、毎日かならず6時間頑張るようにしましょう。1か月もすれば、楽にこなせるようになります。

ただし1か月に一度くらいは、まったく勉強しない日をもうけてみたり、少しだけ勉強を減らす日があってもいいかもしれません。たまにストレスを解消したほうが、勉強のやる気が持続するからです。

以上のように小学生であれ、中学生であれ、または高校生であれ、能率的な受験勉強の方法の定石は決まっています。まずは最終目標を決め、どのような形態で進めていくかを考える。そして、あとは1日何時間の勉強を「習慣」として行なっていくかを思索します。いったん勉強が習慣になれば、あとは自然と学習は進んでいきます。最終目標に合わせた勉強内容と学習時間であれば、ズレがないので、”最短距離で”最終の第一志望校に合格する力がつくことでしょう。あとは試験本番で、100%実力を出し切るだけです。