高校受験の勉強法の仕方とは?

高校受験の勉強法は、どのように行なったらいいのでしょうか?これは2つの観点から説明できます。

  • 教科別の学習法 (国語、数学、社会科、理科、英語)
  • 勉強方法それ自体 (モチベーションの上げ方、集中力のアップ法、受験計画のコツなど)

当サイトでは、後者の「勉強のやり方の解説」を得意としています。
いったん勉強の仕方をマスターしてしまえば、それはいずれ、大学受験のときにも役立つスキルとなります。また社会人になってから、資格試験や英検に挑戦しようというときにも学習を支えてくれます。受験参考書や教科書の内容が違っているだけだからです。

ですから極論すれば、高校受験の勉強法とは、科目ごとの勉強よりも前に、勉強法の根本原則を知ることが大事と言えるのです。

うまくストレスを発散させよう

高校受験の勉強法を知りたいという人は、もちろん、現在は中学生なわけです。
つまり数年前までは、まだ小学生だったわけですね。まだまだ遊びたい盛りともいえますし、いろいろなことに興味をもつ年代といえるでしょう。

そういった年代にあって、いくら高校受験のためだからといって、やりたいことを我慢することはどうかと思います。ぞんぶんに部活動に打ち込みながら、やりたい趣味も継続させながら、同時並行で試験勉強に打ち込んでいくことが理想だと思っています。

とはいっても実際には、勉強時間が取れないために、部活や趣味を断念している人が多いのではないでしょうか。しかし趣味などを継続するメリットを知れば、続けていこう!と思えるはずです。そのメリットとは、以下のようなものです。

  • ストレス解消(息抜き)になる
  • 運動が脳を鍛えることになる
  • 勉強は短時間のほうが、はかどる

このように並行して行なっていくことには、それなりのメリットがあります。
高校受験の勉強だけに打ち込むことは、いっけん「かっこいい」ですが、それが長期間つづくと「疲れて」しまいます。でも、もし部活で体を鍛えたり、趣味をもっていたら?それらは勉強のストレスを発散させる、よい息抜きになりますよね?

またスポーツや武道で体を鍛えることは、脳の発達にも寄与します。
体の筋肉からの刺激は、大脳の頭頂葉にある体性感覚野を発達させます。また走ったりして場所を移動することは、海馬を発達させます。海馬は記憶に関与している脳の部位ですから、記憶力のアップが期待できるのです。机の前でじっと勉強すること「だけ」が、毎日の習慣になると、海馬が鈍ってきて、歴史の年号や人名、元素記号、英単語のスペルや発音を暗記しづらくなります。

勉強時間は短くてよい

高校受験の勉強法というと、3時間とか5時間くらい毎日、学習しないといけないイメージがあるかもしれません。でも、あまりに長時間勉強しても、かえって進まない場合があります。形ばかり机に向かっても、まったく意味を成しません。大事なことは、勉強の質であり、確実に理解と記憶の蓄積量を増やしていく流れになっているかどうか、です。

勉強に集中することができれば、記憶の定着度も高まります。
テレビを観ながら英単語を覚えるのと、暗記することだけに気持ちを向けるのとでは、吸収の度合いがまったく違ってくるのはわかると思います。ですから記憶力を高めるコツは、どこまで勉強に集中できるかにかかっているといえます。

受験にかぎらず、中間・期末テストでもそうですが、試験前って、いつもより集中できませんか?これはタイムプレッシャーがあるからです。試験まで残り少ないという「緊張感」が、おのずと集中力を高めてくれるのです。試験中なんか、その最たる例ですね。制限時間があるからこそ、ふだんは発揮できないような集中力を出せるわけです。

この原理を、普段の高校受験の勉強法にも応用しましょう。
つまり勉強時間は長くないほうがよいのです。3時間とか連続で勉強するよりも、1時間だけと決めて集中したほうが、多くのことを吸収できたりします。合計で3時間勉強したい場合でも、一気に行うのではなく、15分程度の休憩をはさみつつ、3セット行うほうがいいわけです。

さて、ここで冒頭で述べた話とリンクしてきます。
高校入試の勉強では、時間が短いほうが集中力も記憶力もアップするわけですから、自由時間が増えますよね?そうすると、部活や好きな趣味の時間が取れるようになります。休憩時間に趣味を楽しむのもベターです。また運動や趣味を楽しむことで、受験のストレス解消ができるので、次の学習には、ますます集中できるという好循環に入っていきます。

勉強だけとか、極端に偏った生活は、とくに発育過程にある中学生の年代だと、心身にひずみをもたらす危険があります。適度な運動と息抜き、十分な睡眠時間も忘れないようにしましょう。

あとがき

高校受験の勉強法というと、休日や祭日、夏休みや冬休み、春休みはどうするの?と疑問をもつ人がいるかもしれません。まだ中学生ですから、休みの日くらいは、思いっきり遊んだほうがいいかもしれませんね。ただ長期休暇は有効活用したほうがいいですね。ポイントとしては、予習したり、欲張って参考書を毎日10ページとかするよりも、堅実に、復習や弱点補強に使ったほうがいいような気がします。たとえば数学が苦手なら、中学1年生の段階から復習してみる。英語や古文、漢文でも同様です。学校で配られたプリントで、間違えたところを見直してみるとか、過去の中間・期末試験の問題を見直してみるとか・・・。すでに基礎力に自信がある人は、どんどん過去問を解いていくのもいいですね。

高校受験の勉強法は公立であれ私立であれ、ネットで検索すれば、いろいろなサイトが出てきます。またブログや2chの掲示板もあります。スレで同じ高校生と語り合うのも、面白そうです。知恵袋で質問すれば、回答が返ってきますし、すでに質疑応答されているものを読むだけでも参考になります。

試験直前になってくると、いやおうなしに緊張感が高まってきます。先ほどタイムプレッシャーを与えると、緊張感が高まり、結果として集中力アップ→記憶力アップという流れになると解説しました。ところが緊張感とは、もろ刃の剣なのです。適度に刺激を受けることは脳のためによいのですが、過剰に緊張すると逆効果になります。試験で緊張しすぎると、頭が真っ白になるのも、そのためです。

ですから試験の直前は、緊張しすぎないことが大切です。適度な息抜きは、こういった場面でも役立ちます。また勉強をやりきった!という自信は、緊張感をしりぞける力となります。そのほか、緊張感に負けない方法として「場馴れ」があります。進学塾に通っていない人も、直前だけ特別講習を受けるというのもオススメです。私は学習塾には通っていなかったのですが、直前の冬期講習会にだけは参加しました。これによって臨場感を事前に体験することができました。偏差値の高い第一志望校に一発合格できたのは、この講習会に参加したからだと、今でも思っています。